特定非営利活動法人 建設技術監査センター

監査センターの沿革と理念

1.設立の趣旨

 当NPOは、千葉県内の市町村を対象とした工事監査を通じた社会貢献をすべく、平成17年に発足しました。
 工事監査には高い技術力を要することから「技術士」資格者を必須要件として開始しましたが、現在は、工学博士、建築士、各分野の施工管理技士などが加わって活動の幅を拡げています。

 活動内容は建設工事監査だけにとどまらず、関連する技術者の教育・資格取得支援塾の開設、NPOの評価、小中学校への建設技術出前講座等も実施しています。

2.組織の目的

 公共事業をはじめとする社会資本整備事業における企画・設計・施工は、一般市民から支持される仕様・機能・品質を有し、環境にも配慮したものでなければなりません。

 また、入札・契約の透明性も必要です。
 私たちの目的は、このように重大な使命を帯びた社会資本整備事業に対し、適正な技術調査を行うことを通して広く社会に貢献することにあります。

工事監査(建設技術調査)を実施することにより国土整備事業の企画・調査・設計段階における照査(適合性の検証及び有効性のレビュー)及びコスト縮減案(VE)を提案する事、工事段階における契約の適正化及び施工中の品質確保に貢献する事であり、社会資本整備事業の企画・設計・施工方法から運用計画に対し、調査し、機能・品質・コスト・工期・安全・環境に係る最適技術を提案する事業を行い、市民の生命、安全を守り、社会に寄与する事を目的としています。

3.調査における私たちの理念

 技術調査に当たっては、事業内容を的確に把握して対応するため、対象分野に精通した技術者が担当します。
 技術調査の際に忘れてならないのは、「様々な角度からの視点が欠かせない」 ということです。
 そのため、当NPOでは複数の技術者で 対応することを原則としています。さらに、必要に応じて事前調査を実施し、充実した技術調査とします。
 こうした理念に基づいて実施した調査は、 NPOの最大の特徴でもあり、感謝状を頂戴するなど高い評価をいただいております。

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