2024年新年の理事長あいさつ  成 岡 茂 

建設技術監査センター代表

新年おめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コロナ禍も落ち着き、その反動か観光や人のつながりを大切にする気運が高まっています。昨年は夏の猛暑が続き、また、今冬は厳しい寒さの到来も予想されています。地球の温暖化は様々な気候現象をもたらしています。豪雨による災害や頻発する地震など災害に対する備えも欠かせない状況です。
私たちの建設業界にはこれらの災害も含め的確な対応が求められております。今こそ企業は事業継続計画(BCP)を策定し災害の不測の事態に備えることが求められています。当会では国土交通省の事業継続力認定支援事業を行うことでこの課題に対応しています。
当会の主要事業は工事監査、工事検査代行等であり市町村の公共事業が市民にとってより魅力的となるよう取り組んでおります。
最近、県内の市町村では、庁舎建設においてプロボーザルデザインビルド(PDB)による発注を実施していますが、失敗する事例も多く苦慮しているようです。当会は多くのPDB事業支援の実績があり支援を行っていきたいと考えております。
地域のまちづくりにおいては、地域の歴史や文化を踏まえ、その魅力を大切にしたまちづくりが大切です。公共事業を実施する時には地域の住民の声を大切にするプロジェクトの構築が求められています。当会の工事監査ではそのような視点で公共工事の建設が出来るようアドバイスを行っております。
 私どもの組織は技術士、建築士、設備士などの資格を持つ会員を中心に土木、建築、設備、等の専門技術者が協力して様々な課題を解決すべく業務を行っております。
今後とも社会の諸課題に対して常にアンテナを張り研鑽に努めて参ります。
本年も会員が一丸となって力を合わせ、地域の活性化とより安全安心で魅力ある公共施設の整備に貢献できるよう取り組んで参ります。皆様からの一層のご支援ご鞭撻をお願いいたします。
本年が皆様にとってより良い年となりますよう心からお祈り申し上げます。